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何度も引く必要があるとき — 組分け・順番決め・重複の扱い

一人選ぶことと順番を決めることは別の問題です。混ぜると確率が静かにずれます。

抽選ツールはたいてい「一人選ぶ」ことを前提に作られています。ところが実際に必要なのは、組分け・発表順・当番の順番のように複数回にわたる結果であることが多いです。この二つは同じ問題ではなく、混ぜると確率が静かにずれます。

一回引くのと何度も引くのは別の問題

違いは引いた人を戻すかどうかです。

二つ目のほうがずっと多いのに、ツールはたいてい一つ目しか想定していません。そのため引いては消し、また引くという作業になり、その過程でミスが入り込みます。

重複なく引く

一人ずつ引いて消す方式は面倒なだけでなく、ミスが入りやすいです。消し忘れれば同じ人が二度当たり、気づくのはたいてい後からです。

徒競走ルーレットはこれを構造で避けます — 一回のレースが順位を全部返します。一位から最下位までが一度に出るので重複は原理的に起きず、引き直す必要もありません。

そのため使い方はこうなります。

組分け

順位が出ていれば組分けはその上でそのままできます。方法が二つあり、性質がかなり違います。

区切って分ける — 八人を二組に分けるなら一〜四位がA組、五〜八位がB組。抽選が無作為だったならこの方式にも偏りはありません。単純で数えやすいです。

交互に分ける — 一位A、二位B、三位B、四位A、五位A…と折り返しながら振ります。順位に実力のような意味が入っているときに使う方式です。このツールの順位は無作為なので必須ではありませんが、順位を実力として読む場面(チーム分けなど)ではこちらのほうが納得されます。

どちらを使うかは回す前に決めてください。結果を見てから方式を選べば、その時点でもう抽選ではありません。

十二人を超えるとき

このツールは一回に二人から十二人までです。それ以上をトラックに並べると画面で誰が誰だか分からなくなるためです。多い場合は方法が二つあります。

二十人から一人だけ選ぶのなら、各組の一位を戦わせるより全員を一度に扱う方法が正確です。予選方式は組の大きさが違えばその分だけ確率が狂います。

重みが複数回の抽選でずれるところ

重みを付けたまま順位を全部引くと、重みは一位になる確率に正確に反映されます。ところが二位、三位の確率は計算がやや込み入ります — 一位が抜けたあとの分布なので、単純な比例ではありません。

実用上はこう考えれば足ります。

重みを0にするのもここでも避けてください。0は「当たりにくい」ではなく「絶対に一位にならない」です。外したいなら名簿から外すのが正直です。

同じ名前が複数あるとき

同名の人はそのまま入れて構いません。ツールは名前を識別子として使わないので、同じ名前の二人はそれぞれ独立に走ります。ただし結果を見ても誰が誰だか分からなくなるので、「田中A」「田中B」のように区別しておくほうが賢明です。名前は十文字まで入ります。

結果を残す方法

保存機能はありません。再読み込みすれば名前も結果も消え、同じレースを再生する方法もありません — 「もう一度」を押せば抽選からやり直しです。

残す必要があるなら順位表が出た画面を撮ってください。複数回の抽選では特に大事です。組分けや順番は後から必ず「あのとき何位だったか」が出てきますが、記録がなければ回し直すしかなく、そうすると最初の結果の意味が失われます。

結局いちばん大事なのは、始める前に規則を決めることです。この話は公平なくじ引きとはに別途まとめています。

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